傭兵団の料理番19巻|シュリが厨房再建に挑む人間ドラマが熱い!「ネタバレ控えめ感想」

ネタバレ控えめ感想

傭兵団の料理番19巻は「シュリ不在で崩壊した厨房を立て直す物語」です。

読む前に雰囲気だけ知りたい方は「読む前ガイド」をチェック                 (向いている人・合わない人が分かります)

「シュリが攫われていた間、ガーンやミナフェなどの厨房メンバーがどうしていたか気になっていた方には刺さる内容」👇

傭兵団の料理番19巻のあらすじ

グランエンドに誘拐されていたシュリはガングレイブたちの協力とアスデルシアの介入により、無事に帰還することができました。

しかし帰ってきたシュリが目にしたのは荒れた城内と疲弊した人々を目にし、シュリは自分がいなくなったことへの悪影響に愕然。

そして余波はシュリの持ち場だった厨房にも強く表れていて、何とミナフェとフィンツェが持ち場を放棄していることが判明します。

怒りと呆れを感じつつもまずはミナフェとフィンツェと話をすべく、リルとアドラと共に説得に向かうシュリ。

はたしてシュリはミナフェやフィンツェを呼び戻し、以前の厨房の姿を取り戻すことができるのか、シュリの”厨房再建物語”が始まります。

傭兵団の料理番19巻の見所ポイント3選

1.帰還したシュリの怒りの交流劇

傭兵団の料理番19巻では無事に帰還したシュリが仲間たちとの再会に喜びつつも、自身の持ち場だった厨房の荒れ果て具合に驚愕し、立て直しに奮闘する展開です。

戻ってきたガングレイブやリルたちとの日々に浸る間もなく、今度は厨房のメンバー中心の話が繰り広げられ面白い。

特にシュリがミナフェと再会しやり取りするシーンは「今までのシリーズの中でも見た事の無いシュリの怒りのシーン」が描かれており、強いインパクトを受けました。

シュリたちが日常を少しずつ取り戻す様子を読者も同じ視点で共感しながら読むことができたのが19巻ならではの良さです。

”ミナフェやアドラなど、厨房の仲間たちが中心のストーリー”が楽しめる方には傭兵団の料理番19巻は読む価値は高い一巻。

2.シュリとミナフェの気まずい再会

シュリとの掛け合いで特に目を引いたのは”久しぶりに対面したミナフェとのやり取り”です。

良きライバルで仲間でもあったミナフェとシュリの関係性が決定的に変化する瞬間で、読んでいて息が詰まりそうになるほど重い空気でした。

ミナフェの後悔と罪悪感が文章からひしひしと伝わってきて、少し可哀そうになってきたのは覚えています。

シュリの許せない気持ちも分からなくもないので、シュリとミナフェのこのシーンには本当に複雑な気持ちでいっぱいでした。

”シュリとミナフェの関係性が試されるシリアスな展開”で、シュリとミナフェに焦点を当てたエピソードが楽しめる方におすすめな場面です。

3.ガングレイブを待ち受ける貴族派の黒幕の正体

物語後半ではこれまでガングレイブたち妨害してきた「貴族派の黒幕」が出てくるのですが、その人物はガングレイブにとって許せない因縁の相手でした。

黒幕が明らかになった瞬間の点と点が一気に結ばれていく感覚は爽快で、19巻の中で一番の注目ポイント。

ガングレイブたちも驚いていましたが、読んでいた私も同じくらいビックリして、思わず声を出すほどです。

さらにその後黒幕の口から語られる「ガングレイブにとって聞き逃せない一言」は、ガングレイブとシリーズファンにとって待ち遠しい一言。

”これまで暗躍してきた貴族派の真実が知りたかった人”にはこのシーンは必見です。

「これまでシュリとガングレイブたちを苦しめてきた”貴族派”の裏側を深く掘り下げたい方には読んで損はありません。」

傭兵団の料理番19巻の一番の名言

このセリフは物語後半でガングレイブが貴族派の黒幕から「ガングレイブにとっての重要人物」の話を聞き、呟いた言葉。

「あいつは俺にとっての、好敵手で喧嘩友達だからな」

出典:「傭兵団の料理番19巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P161~

実はその人物についてはある程度予想をしていたのですが、やはりそれでもそのことを知った時には驚きましたし、それ以上に「またこの二人とのやり取りが見れるかも」と嬉しかったです。

ガングレイブも不安や怒りよりもどこか懐かしさや嬉しさといった「大切な仲間や友達に抱く気持ち」がこのセリフからも良く感じられて、シリーズ読者としても感無量です。

”ガングレイブの再び動き出しそうな因縁”に間違いなくシリーズをここまで追ってきた方なら舌を巻く展開。

傭兵団の料理番19巻を読んだ個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

傭兵団の料理番19巻はページ数が222ページと比較的少なくて、サクサクとテンポよく読むことができた一冊でした。

今回も気になる見どころは多数ありましたが、個人的に感じたのはグランエンド編での出来事を経て、シュリの人をまとめる力の成長を感じたところです。

グランエンドでの全く味方がいない状況から自身の料理の腕とコミュニケーションで生き抜いてきた経験が19巻の所々で活かされていて良いですね。

「以前のシュリならできなかった」というところが出来ていて、人としても料理人としても前に進んでるんだとシュリの確かな進歩が魅力です。

ちなみに私が傭兵団の料理番19巻で一番好きなシーンはシュリとリルのやり取りです。

以前のようなじゃれあいの中に、恋人同士特有の甘酸っぱさがあってにやけます。

傭兵団の料理番19巻を簡単に評価すると「シュリがバラバラになった厨房の仲間たちと正面から向き合い、信頼関係を仕切り直す巻」です。

傭兵団の料理番19巻を読んだまとめ

傭兵団の料理番19巻は、戦闘描写は控えめですが、その分シュリと厨房の仲間たちとの交流が緻密に描かれていて没入感が高いです。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  • シュリの怒りと厨房再建物語の始まり。
  • シュリとミナフェの関係の転換点。
  • ガングレイブを待ち受ける”貴族派の黒幕と意外な事実”

シュリの成長を感じつつ、リルとの恋愛描写やガーンやアドラなどの厨房メンバーとのやり取りが軸の話が楽しめる方には刺さる内容。

シュリの成長の成果が試される、料理だけでなく人間関係をまとめるシュリの活躍が見所で、シュリと厨房の仲間たちとのエピソードが楽しめる方は絶対読むべき」👇

「”傭兵団の料理番”の魅力を一から知りたい方はこちら(未読者用)

「シュリと暗殺者の少年少女たちとの料理交流劇が描かれる、傭兵団の料理番20巻の読む前ガイドも読んでみる。」

▶︎次巻:傭兵団の料理番20巻の読む前ガイド(まだ準備中です)

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