理想のヒモ生活7巻感想|善次郎とフレア姫が国際問題に挑む政治バトルが面白い!「ネタバレ控えめ感想」

理想のヒモ生活7巻は「プジョル将軍の結婚式で巻き起こる国際問題に善次郎とフレア姫が立ち向かう”善次郎の問題解決能力が冴えわたる巻”」です。

「読む前に雰囲気だけ知りたい方は「読む前ガイド」をチェック」
(向いている人・合わない人が分かります)

「フレア姫の存在が善次郎の中で重要な人物として変化していく過程を楽しみたい方はオススメの内容。」

理想のヒモ生活7巻のあらすじ

アウラの代理としてプジョル将軍とガジール辺境伯家長女ルシンダとの結婚式にフレア姫と共に出席することになった善次郎。

道中でフレア姫との交流を深めつつ、ついに善次郎はガジール辺境伯家に到着し自身の役割を果たそうとします。

しかし、ガジール辺境伯家次女”ニルダ”と隣国ナバル王国の騎士との間で些細なトラブルが発生し事態は大事に発展。

この状況を何とかするために善次郎はフレア姫に協力を申し出て二人で問題を解決するために動き出します。

一歩間違えば国際問題になってしまう事態に善次郎とフレア姫はどう対処するのか、二人の国際外交戦が始まります。

理想のヒモ生活7巻の見所ポイント3選

1.複数の思惑が交錯するナバル王国との外交戦

理想のヒモ生活7巻の一番の注目ポイントは、それぞれの思惑が交錯するナバル王国との外交戦のシーンです。

一歩間違えれば国際問題というギリギリのラインで繰り広げられる交渉劇は読んでいてハラハラ。

善次郎とフレア姫が隣国や領主たちのトラブルに巻き込まれる展開は政治的な面倒さを絶妙に表現していす。

また、作中で起こるちょっとしたミステリー要素もいつもの日常パートとは一風変わっていて没入感がすごい。

“濃厚な異世界政治が描かれたエピソード”が楽しめるファンの方なら必見の巻です。

2.改めて分かる善次郎の問題解決能力の高さ

理想のヒモ生活7巻は善次郎の冷静な判断力や交渉力、何より問題解決能力の高さが丁寧に描写されているところが爽快です。

善次郎が地球で営業をしていたころの交渉術もですが、とっさの度胸や言葉遣いで相手と言葉のつばぜり合いを繰り広げる場面は熱いです。

特に相手から挑発された善次郎が「冷静に流しつつ、相手の言葉に対して切り返すシーン」は最高にスカッとしました。

また、フレア姫と協力するにあたってここまでは譲って、ここは譲らないという心理的な線引きも意識しているところは冷静です。

善次郎の政治的対応力が7巻では明確に向上していると感じるところが多く、善次郎の精神的成長と変化が味わえて嬉しいです。

”善次郎の成長と痛快な交渉劇に興味が持てる方”は7巻の内容は特に刺さります。

3.アウラの身に起こる変化と善次郎を待ち受ける試練

物語後半では善次郎を待つアウラの身に「善次郎にとっては嬉しくも悲しい変化」が訪れます。

物語後半まで読んでいると、これから善次郎を待ち受ける展開が予想できるので、善次郎に少し同情してしまいます。

ですがそれ以上に「今後のアウラと善次郎の日常が大きく変わる予感」が文章からも伝わるので、物語の幕引きが巧みな巻です。

読者にある程度情報を先に教えて、その先の善次郎やアウラたちとの関係を予想させる物語構成は流石の一言。

”善次郎とアウラ、フレア姫との三角関係の行方を左右する布石が敷かれる展開で、次巻への土台を固めておきたいシリーズファンなら読むべき。

「国内政治や隣国との外交など複雑な異世界政治に善次郎が奮闘する展開に惹かれる方は満足できる巻です。」

理想のヒモ生活7巻の一番の名言

この名言は善次郎がナバル王国騎士長”クリス”とプジョル将軍とのトラブルに巻き込まれた際の迫真の心の叫びです。

心の中とは言え、とっさに”プジョルの野郎”と表現してしまう善次郎の慌てぶりが申し訳ないですが笑ってしまいます。

読者としてもこのシーンに来るまでの善次郎の奮闘を見てきているので、善次郎の焦る気持ちもわかってしまうのがまた面白さが際立つ場面。

(うわあ、クリス騎士長の馬鹿!プジョルの野郎の馬鹿!でも俺が一番馬鹿!)

出典:理想のヒモ生活7巻 出版:ヒーロー文庫 原作:渡部恒彦 引用:P257~

目まぐるしく変わる善次郎の内心とここでも発揮されるプジョル将軍の野心家の側面のコントラストが最高に盛り上がるポイント。

”善次郎が好きな方なら思わず応援したくなるシーン”で、善次郎という人物を象徴する一言です。

理想のヒモ生活7巻を読んだ個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

理想のヒモ生活7巻で一番感じたことは、やはり善次郎の有能さが際立つところです。

例えば、ガジール辺境伯家とナバル王国の人間がトラブルになった時も瞬時に自分の立場と回りの人間の境遇を計算して行動する場面は必見。

以前アウラが善次郎を「最善は出来ないかもしれないが、最悪を避ける能力に長けている」と評価していましたが、この言葉には大いに共感しましたね。

数年前まで普通のサラリーマンだった善次郎が教育や訓練を積んでいるとはいえ、政治的にうまく立ち回れるようになるまでの変化は「理想のヒモ生活」という作品の魅力の一つです。

また、フレア姫のことも徐々に頼れるパートナーのように変化していくところも善次郎の環境の変化を感じますね。

理想のヒモ生活7巻を簡単に評価すると「ナバル王国とガジール辺境伯家とのトラブルに善次郎がフレア姫と協力して乗り越える”共闘と交渉戦の巻”」です。

理想のヒモ生活7巻を読んだまとめ

理想のヒモ生活7巻は善次郎とフレア姫の政治的共闘と変化していく関係が楽しめる内容です。

「最後に個人的な見所をまとめていきます。」

  • 善次郎とフレア姫、プジョル将軍、ナバル王国、ガジール辺境伯家の4つの思惑が交錯する政治劇。
  • 改めて感じる善次郎の有能さと問題解決能力の高さ。
  • 期待が膨らむアウラの身に起こる変化。

アウラと善次郎のやり取りが好きな方には少し物足りませんが、話の構成や政治的駆け引きの描写はしっかりと描かれた一巻です。

「異世界政治や剣や魔法を用いない”言葉での戦い”が楽しめる方には7巻は派手な戦闘ではなく、言葉だけで勝負する善次郎の外交戦」👇

「”理想のヒモ生活”の魅力を一から知りたい方はこちら(未読者用)(まだ準備中です)

アウラのために”瞬間移動魔法”の習得に尽力する善次郎の再び始まる後宮物語が描かれた理想のヒモ生活8巻の読む前ガイドはこちら

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