「ネタバレ控えめ感想」|傭兵団の料理番3巻レビュー|裏切り者と絆が試される試練の一冊

ネタバレ控えめ感想

傭兵団の料理番3巻は、「裏切り者の存在で傭兵団の信頼が揺らぐ、”ニュービスト編完結巻”」です。

読む前に雰囲気だけ知りたい方は「読む前ガイド」をチェック                        (向いている人・合わない人が分かります)

「ガングレイブ傭兵団の一員となったシュリが初めての”仲間としての試練”に直面する、仲間同士の信頼関係が試される内容に興味があるならおすすめ」

「傭兵団の料理番3巻」のあらすじ

ニュービスト国の姫、テビスに専属料理人にスカウトされたシュリ、しかしシュリはガングレイブ傭兵団についていく決意をしているためあっさりと断ります。

その後、冬が来る前にガングレイブ傭兵団はニュービスト国を出発することにしますが、なぜか必要な物資を集めることができません

傭兵団の中に”裏切り者”の存在を感じ取ったガングレイブは仲間たちにシュリの尾行と護衛を命じ、警戒します。

そんな中、オルトロスは一人思いつめた様子で”自分の仕事”に臨んでいくのでした。

「傭兵団の料理番3巻」の見所ポイント3選

1.オルトロスの葛藤とシュリの”優しさ”。

傭兵団で懲罰部隊の隊長でもあるオルトロスは”必要なこと”と分かっていながら、自分の仕事に負い目と葛藤を抱えていました。

オルトロスの「仲間を守るために仲間を傷つける、矛盾した立ち位置に葛藤する姿」は、読んでいて心苦しさを感じます。

シュリがオルトロスのために料理に例えて励まそうとする、シュリらしい応援の仕方は、料理の描写も相まって心が温まりました。

”シュリとオルトロスの絆が一気に縮まる名シーン”は、ここまで読んできたファンの方にはぜひ読んで欲しいところです。

2.ウーティンとの交流で見えるシュリの人間力

今回はテビス姫の側近であるウーティンとシュリが料理で交流を深めるシーンがあります。

”鉄の仮面”とも称されるウーティンが、シュリの料理と優しさで崩されていく過程は読んでいて面白いポイント。

まるで食材の下処理をしていくかのように、相手との関係を良くしていくシュリの才能を強く感じました。

”鉄の仮面をものともしないシュリの料理の凄さ”を改めて楽しみたい方は3巻はすごく刺さります。

3.ドン引きするシュリと新たな”悟り”を見つけるカグヤ

3巻では、オルトロスのほかにカグヤともシュリは料理を通じて関係を深めていきます。

傭兵団の中でも常識人なカグヤが、シュリの料理で新たな悟りを開くシーンは3巻でもかなり目を惹かれるインパクトある場面です。

「カグヤの様子にドン引きするシュリとだんだん本性が明らかになり暴走するカグヤのコンビ」が、まるで漫才のようでとても笑えます。

”シュリとカグヤの後に伝説となる物語の始まり”となる巻で、最初に読んでおくことでカグヤのキャラをよく理解できます。

「3巻はオルトロスとカグヤのキャラを深く掘り下げて欲しいと期待しているかたには、ピッタリな内容です。」

「傭兵団の料理番3巻」の一番の名言

このセリフはオルトロスが自身の”役割”に対して負い目を感じているときにシュリから投げかけられた言葉です。

オルトロスの苦しみに寄り添いつつも、「自分の選んだ道を信じる」というシュリの激励の思いが詰まった言葉でした。

「自分で選んだ奴はそんなに苦しまない!どんな人生でも選択して行動する以上、選んだ選択肢を後悔して苦しむのは選んでない証拠だ!選ばされた証拠だ!」

出典:傭兵団の料理番3巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P75~

”力にはなれなくても、支えにはなりたい”、そんな優しさと誠意がとても丁寧に描写されているシーンです。

“オルトロスというキャラの魅力を理解したい方”は3巻は特におすすめです。

「オルトロスやカグヤの気持ちや、意外な一面を知りたいシリーズファンの方には読む価値の高い展開です。」

傭兵談の料理番3巻を読んだ感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

3巻はニュービスト編の最後を飾る、人間関係のシリアスな展開が多かったです。

特にオルトロスの苦悩にはかなり胸が締め付けられました。            仲間想いだからこそ追い詰められる姿は、このシリーズ屈指の切なさです。

また、シュリの料理で悩みの解決策を見つけるヒントを作るやり方も読んでいて”料理人らしい励まし方”で面白いです。

3巻を総括すると、「裏切り者によってシュリを含めたガングレイブ傭兵団の絆が試される”試練の一巻”」です。

「傭兵団の料理番3巻」を読んだまとめ

傭兵談の料理番3巻は、シュリがオルトロスとカグヤと交流を深めつつ、裏切者の存在に脅かされるストーリーです。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  1. 葛藤するオルトロスと料理で寄り添うシュリとの絆。
  2. ”鉄の仮面”を崩す、シュリの料理と純粋さ。
  3. 後に伝説となるシュリとカグヤの”黒歴史”

3巻は裏切りと葛藤、駆け引きが入り乱れる展開ですが、その分物語に深みが生まれていて重厚な内容の一巻です。

シリーズの中でも仲間との信頼”が試される巻で、人間ドラマ重視の読者なら外せません。」👇

「3巻で絆が試された傭兵団。次巻では更に物語が大きく動き始めます。続きが気になる方は4巻も要チェックです。」

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