【ネタバレ控えめ感想】薬屋のひとりごと3巻レビュー|外交と陰謀が動き出す重要巻

ネタバレ控えめ感想

この記事では薬屋のひとりごと3巻の感想・レビュー、個人的な見どころをネタバレ控えめでご紹介しています。

薬屋のひとりごと3巻は「事件、謎、恋、全ての要素のバランスがしっかりと構築されている”外交の一冊”です。」

「この記事は感想が主なので、ネタバレは避けたくて3巻の雰囲気だけ軽く知りたい人は読む前ガイドの記事をご覧ください。」

「ネタバレをできるだけ控えておきたいならここで読むのを辞めて、そのまま本編を読むことをオススメします」👇

「薬屋のひとりごと3巻」のあらすじ

玉葉妃の妊娠が判明し、再び後宮で働くことになった猫猫(マオマオ)。

しかしそれを知ってか知らずか、妊娠したことが判明してすぐに、周囲では怪しい動きが見え始め不穏な空気が漂い始めます。。

一方で壬氏(ジンシ)は隣国からの「ある人を探してほしい」という無理難題を要求され、頭を悩ませていました。

そこで壬氏は猫猫に協力を求めますが、猫猫はどうやら探している人物に心当たりがあるようです。

「薬屋のひとりごと3巻」の見所ポイント3選

1.隣国の存在と忍び寄る思惑

薬屋のひとりごと3巻でまず語りたいのは、これまで触れられてこなかった隣国の存在です。

隣国の存在が現れたことで、新たな登場人物も出てきて、物語のスケールが大きくなった印象も受けました。

後宮内部だけでなく、隣国の思惑も絡み合って、元から複雑になっていた物語が更に深まり、「ミステリーの質もレベルアップ」しています。

”物語のスケールがどんどん大きくなっていく物語”を期待していたのなら、今回の満足度はかなり高いです。

2.明確に変わり始める”壬氏の心情の変化”

今回の巻では様々な事件や謎に取り組んでいくうちに明確に変化していく「壬氏の心情の変化」が特に見所です。

最初はただ利用価値があるというだけで猫猫と関わり始めた壬氏が、「部下としてではなく、一人の女性」として少しずつ意識し始める描写は、読者としてもドキドキしてきます。

更に物語後半では、「猫猫と壬氏の関係性が明確に変わる事件」があり、ハッキリ言ってこのシーンは薬屋のひとりごと3巻で一番見所です。

”シリーズでも屈指の名シーンがある大事件”、その内容が気になるなら、読んで損はありません。

3.密かに、だが確実に牙を向け始める”陰謀”

薬屋のひとりごと3巻では、これまでぼんやりとしていて掴みどころのなかった”陰謀”が初めてはっきりと牙を向け始める緊張感のある一冊です。

初めて読んだ時は、「猫猫と壬氏の大ピンチ」に本をつかむ両手にも自然と力がこもって読んでいたほどです。

個人的には3巻から「物語全体がレベルアップした」感覚を覚え、より物語に没入できるようになりました。

”ミステリー、恋、陰謀が一気に加速するテンポがいい内容が好き”なあなたには、間違いなく刺さります。

「薬屋のひとりごと3巻」の一番の名言

このセリフは物語後半のとあるワンシーンで、猫猫が壬氏の意外な正体を知ってしまった際、咄嗟に放った言葉です。

この時の猫猫の焦りようと壬氏の真剣さとの温度差が、ページからもこちらに伝わってきます。

この時のシーンは男の人なら「思わずクスリとしてしまうくらい」盛り上がるところです。

「申し訳ありません。蛙を潰してしまったかもしれません」

出典:「薬屋のひとりごと3巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P376~

”シリーズのファンから後に「蛙事件」と称される3巻の一番の名シーン”、薬屋のひとりごとが気になり始めている人には特にオススメの場面です。

「ミステリーだけでなく、ロマンス、ギャグ要素もある展開が読みたかった人には今回の内容なら読む価値があります」👇

個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

薬屋のひとりごと3巻を読み終わって感じたのは、「猫猫と壬氏のコンビが定着してきた」ことです。

最初はお互いあまりいい印象は抱いていなかった二人が、今や会うたびに軽快なやり取りを見せてくれるようになりました。

やはり薬屋のひとりごとでは様々な事件や謎もいいですが、個人的には猫猫と壬氏の不器用なやり取りを「眺めるように読む」のが最高に楽しいです。

とはいえ二人を取り巻く環境も変わりつつあり、物語にもジリジリとした空気が漂い始めているので、今後の展開に期待です。

「薬屋のひとりごと3巻」を読んだまとめ

薬屋のひとりごと3巻は主に隣国との関係や思惑の中で猫猫たちが奮闘する”外交”の一冊でした。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  • 隣国の存在と思惑、そしてスケールアップしていく展開。
  • 壬氏の少しずつ大きくなっていく”心の変化”
  • 水面下で本格的に動き出す陰謀

全体的に小さな伏線を散りばめる物語の運び方や、キャラ同士の掛け合いが一層盛り上がった、「シリアスさやギャグなどのバランスが良い」と感じた一冊でした。

「特にここまでシリーズを読んできた方なら必見の名シーンがあるので、シリーズのファンなら読む価値は大いにあります。」👇

前巻次巻(2巻、4巻の「ネタバレ控えめ感想」はこちら)

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