この記事では「薬屋のひとりごと2巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「ネタバレ控えめ」でご紹介しています。
「薬屋のひとりごと2巻」は新たな登場人物と猫猫の過去について明らかになる、”猫猫という人物を深掘りする”一冊です。
「感想ではなく2巻の雰囲気だけ先に知っておきたい方には2巻用の読む前ガイドの記事を読むことをオススメします。」
「ネタバレはできるだけ控えておきたい方は、記事を読むより本編を読んでしまったほうが手っ取り早いです。」👇
「薬屋のひとりごと2巻」のあらすじ

紆余曲折あり後宮に戻った猫猫(マオマオ)は、再び壬氏のもとで働くことに。
今までとは少し違う環境に少し戸惑いつつも、少しずつ仕事にも慣れていく猫猫。
ですが後宮内では新たに「不審な事件」が勃発し、猫猫は壬氏(ジンシ)から協力を求められます。
更には猫猫に迫る「羅漢(ラカン)という人物」によって物語はますます搔き乱され、不穏な方向に動き出すのでした。
「薬屋のひとりごと2巻」の見所ポイント3選

1.明らかになる猫猫の”過去”と蠢く”陰謀の匂い”
「薬屋のひとりごと」2巻では明らかになっていなかった、猫猫の”過去”についてや”水面下で蠢く陰謀の匂い”に興味が惹かれる内容です。
主人公である猫猫のキャラについて、もっと知りたかったので今回の内容はかなり満足度は高かったです。
「新たな登場人物:羅漢」との複雑な関係や猫猫の細かな心情の動きの描写が丁寧で読みごたえ抜群。
”猫猫というキャラをもっと詳しく知りたかった人”にとっては2巻は読んでおいて損はない内容です。
2.謎多き人物”羅漢”というキャラについて
2巻で個人的に推したいのは何といっても”羅漢”という人物の魅力です。
最初はあまりの奇想天外さに驚きと警戒感を読者に抱かせてきますが、ページをめくるごとに羅漢への印象が変わっていくのが面白いところ。
人物像、猫猫や壬氏とのやり取り、そして最後に明らかになる真実には、初めて読んだ時「心をグッと鷲掴み」された感覚になりました。
”奇想天外で行動が読みにくいキャラが好きな方”には羅漢というキャラは好みに刺さります。
3.水面下で蠢く”不穏な陰謀”
2巻も後宮内で起きる事件を猫猫が追っていく流れですが、特に印象的だったのは、散らばった情報が少しずつ繋がっていく感覚が強いことです。
何気ない描写や会話が、あとから意味を持ってくる。
伏線が回収される瞬間の気持ちよさがあり、読んでいて「なるほど」と唸らされました。
派手なバトルはありませんが、心理戦や駆け引きが濃く、ミステリー好きにはたまらない内容です。
”伏線が絡み合うミステリーを求めているなら”、2巻は満足度が高い一冊だと思います。
「薬屋のひとりごと2巻」の一番の名言

このセリフは猫猫が古巣である緑青館に一時的に戻った際、「ある人物」に向けて心の中でつぶやいたセリフです。
たった短く一言しかないセリフですが、その時の猫猫の心情を思うと、読んでいるこちらも”やるせない気持ち”に襲われます。
(莫迦な女……)
出典:「薬屋のひとりごと2巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P138~
猫猫の呆れや怒り、悲しみといくつもの感情が絡み合った感情が込められているように感じ、第2巻でも特に印象的なシーンでした。
”この一言に込められた猫猫の気持ちが気になる人”はぜひ時2巻を読むときは意識してみてください。
「この一言に込められた猫猫の気持ちが気になる人は、ぜひ2巻を読んで確かめてみてください。」👇
個人的な感想・レビュー


2巻にして早くも猫猫の過去に触れる展開が入り、読んでいて一気に引き込まれました。
さらに羅漢という人物の登場が、物語の空気をガラッと変えてくれます。
最初は「何だこの人…?」という印象なのに、終盤になるにつれて、
彼の存在が物語に欠かせないことが分かっていくのが本当に面白い。
特に終盤の盛り上がりは、読後でも鮮明に残っています。
「薬屋のひとりごと」はミステリーが魅力と言われがちですが、
2巻はそれに加えてキャラの背景が濃くなり、物語の深みが増した巻でした。
「薬屋のひとりごと2巻」を読んだまとめ

「薬屋のひとりごと2巻」は新たな登場人物の登場と猫猫との絡みが特徴的な”猫猫というキャラを掘り下げる”一冊でした。
最後に個人的な見どころをまとめていきます。
- 明らかになっていく猫猫の”過去”と水面下で動き出す”陰謀”
- 奇想天外で謎多き人物「羅漢」の存在。
- 「点と点が一つになる」感覚を覚える、陰謀渦巻く濃厚なミステリー
新たな登場人物、事件、謎、そして猫猫の過去と細かい心情描写、どれをとっても完成度の高さが感じられる一冊だと感じました。
「特に猫猫というキャラについてもっと知りたかった人にとっては読むのは外せない一冊です。」👇

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