「感想・レビュー」傭兵団の料理番16巻|朱里とアユタ姫の関係が大きく動く一冊

ハイファンタジー

この記事では「傭兵団の料理番16巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「緩めのネタバレ」でご紹介しています。

「傭兵団の料理番16巻」はズバリ”朱里とアユタ姫達との関係が大きく進展する”一冊でした。

アユタ姫の専属料理人として働く朱里が、料理を通じてアユタ姫達と”新たな絆”を紡いでいくシーンが笑いあり、シリアスありの見どころ満載の内容です。

「ネタバレをされたくない方はここで読むのを辞めて、本編を読んだほうがオススメです。」👇

しじみぱんだ
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※本記事では物語の核心には触れていませんが、軽く内容に触れる“ゆるめのネタバレ”を含みます。気になる方はご注意くださいね。

「傭兵団の料理番16巻」のあらすじ

前巻まででグランエンドでの立場を少しずつ築いてきた朱里、16巻では、その信頼関係が思わぬ形で試されることになります。

アユタ姫の側近であるネギシから“あるお願い”を受けた朱里は、勢いに押される形でそれを引き受けることに。

朱里なりに準備を重ね、当日を迎えますが予想外のトラブルが発生し、二人の間には気まずい空気が流れてしまいます。

料理人として、そして一人の人間としてどう向き合うのか、朱里はネギシとの関係を修復し、さらにアユタ姫やコフルイとの絆を深めることができるのか──グランエンドでの日常の中で描かれる「人と人との距離感」に注目したい一巻です。

「傭兵団の料理番16巻」の見所ポイント3選

1.朱里とアユタ姫達との絆が深まっていく「展開」

今回の物語では朱里が専属料理人を務める「アユタ姫」やその側近のネギシ達との交流と関係の変化が描かれています。

どのキャラも一癖も二癖もある人物ですが、朱里が変わらずに「一人の料理人、人間として」接する様子は”さすが”だと感じました。

そして朱里自身も彼らとの交流で「自分を見つめなおす」きっかけを掴むシーンなどは読んでいて共感してしまいそうでした。

”朱里とアユタ姫達との信頼関係が大きく進展する”内容で、どのシーンも目が離せなくなると思います。

2.アユタ姫に起こる「気持ちの変化」

「傭兵団の料理番16巻」で特にオススメしておきたいのが「アユタ姫の気持ちの変化」です。

最初にアユタ姫を知ったときは”可憐さと獰猛さ”を兼ね備えた「強い女性」というイメージでした。

ですが朱里と関わっていき大きく揺れ動き始めるアユタ姫の様子は見ていくうちに「だんだん可愛らしく思えてくる」自分がいます。

”個性の塊であるアユタ姫の様々な良さがこの巻で全面的に押し出されていてよかったです。

3.物語の裏に潜む「不穏な影」

物語後半では「朱里やアユタ姫の運命が大きく動く事件」が巻き起こり、一気に緊張が走ります。

その時の「ニュービスト側の重要人物」の視点で描かれる、そのキャラの不安や恐怖がこちらにも伝わってきて最後の最後で物語から目が離せませんでした。

読後の今後が気になる好奇心と胸騒ぎがする感覚がごちゃ混ぜになる感覚は今でも印象的に感じるほどです。

”最後の最後でぶち込まれる大事件”この巻では語り切れていなかったのが惜しい所です。

「傭兵団の料理番16巻」の一番の名言

このセリフは戦場でアユタ姫が朱里に対して何気なく言った「二人の住んできた世界の違い」をはっきりと感じさせる言葉です。

初めて読んだ時は「まあ、確かにな」と若干軽い感じで読み流していたのですが、朱里目線では違う感情で描写されていて、そこの自分と朱里との受け取り方の違いが面白かったです。

「当たり前のことを言っているようでどこかずれている」という、朱里とアユタ姫との人生観の差が読者にも伝わってきます。

”アユタ姫というキャラが良く分かる、16巻の個人的な名言です。”

「ご飯は食べられるときに食べておかないとな。いつ死ぬかわからないから。いつ死ぬかわからないなら、いつも好きなものを食べていたい。そうは思わない?」

出典:「傭兵団の料理番16巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P236

「ここまで読んでいて”ちょっと気になる”と感じているなら、もう本編を読んでしまったほうが手っ取り早いです。」👇

個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

今回の「傭兵団の料理番16巻」は”朱里とアユタ姫を中心にしたキャラたちとの交流”が非常に読みごたえがあってよかったですね。

グランエンド編で登場するキャラたちも一癖も二癖もあるような性格をしているので、読んでいて面白いです。

また朱里も今回の物語を経て、「人としても料理人としても」確かに成長している描写も多く、その辺もシリーズ読者としては嬉しい限りです。

ガングレイブ達と過ごしていた朱里の姿ももちろん好きですが、グランエンドの攫われてからの逞しく生きている朱里の姿も好きですね。

最後のほうでは「凄く気になる展開」が起こったのですが、ちょうどいいところで終わってしまったので、早く続きが読みたいですね。

「傭兵団の料理番16巻」を読んだまとめ

「傭兵団の料理番16巻」は”アユタ姫とネギシ達との絡み”が気になる人には刺さる内容だと思いました。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  • 深まっていく朱里とアユタ姫達との絆。
  • アユタ姫に巻き起こる「気持ちの変化」
  • 最後の最後で発生する超気になる「次巻への伏線」。

朱里とアユタ姫達との交流、朱里自身の成長、そして静かに動き始める「運命」が感じられる、物語的には「溜め」の一巻といえる一冊です。

「シリーズを読んできた方なら、確実に成長していく朱里のことがより感じられるはずです。」👇

前巻次巻(14・17巻はまだ書いていません)の感想・レビューはこちら

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