【感想・レビュー】「傭兵団の料理番6巻」|驚愕の秘密と急展開!ネタバレ薄めで魅力解説

ここでは「傭兵団の料理番6巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「緩めのネタバレ」でご紹介しています。

この記事を読めば、「傭兵団の料理番6巻」の内容を「あまりネタバレせずに」予習することができます。

今回の物語は「朱里の今後や傭兵団の未来」にかかわってくる”驚愕の秘密”が目白押しの濃厚な内容でした。

「傭兵団の料理番6巻」をもう読んだ方、まだ読んでいない方にも楽しんでもらえるようにご紹介しますので是非ご覧ください。

「傭兵団の料理番6巻」が気になる方はこちらから」👇

しじみぱんだ
しじみぱんだ

※本記事では物語の核心には触れていませんが、軽く内容に触れる“ゆるめのネタバレ”を含みます。気になる方はご注意くださいね。

「傭兵団の料理番6巻」のあらすじ

オリトルでの騒動の後、サブラユ大陸最大の宗教組織「神殿」の影響が強いフルムガルドにやってきたガングレイブ傭兵団。

「神座の里」(異世界転移者)ということがばれると大変なことになるので朱里としてはあまり近寄りたくはなかったのですが、補給や休息のために一時的に立ち寄ることになります。

ですが朱里はこっそりと街を観光したり、屋台料理を楽しんでいたりと、どこかのほほんとしている始末。

そんな中、突如ガングレイブとクウガが「神殿騎士」に連行、朱里たちはガングレイブ達を救うために神殿の上層部と繋がりのある花街へと命がけの交渉に行くのでした。

「傭兵団の料理番6巻」の主な登場人物

東 朱里(アズマ シュリ)異世界に転移した料理人の青年。ガングレイブに拾われ、傭兵団で料理番をすることになる。
ガングレイブ傭兵団の仲間達
(ガングレイブ、アーリウス、クウガ、リル、アサギ、カグヤ、テグ、オルトロス)
ガングレイブ傭兵団の各部隊の隊長と団長。仲間達とは幼いころからの付き合いで絆は強い。
「神殿」の関係者
アズデルシア
「神殿」という組織の中の最高権力者。病的なまでの色白さと全身の刺青が特徴的な女性。
「花街」で出会う人達
(ガマグチ、ズガバシ)
フルムガルドの国において最大規模の賭場と花街を牛耳る権力者。

「傭兵団の料理番6巻」の見所ポイント3選

1.朱里と傭兵団の「絆」が改めて試される事件

「傭兵団の料理番6巻」ではガングレイブとクウガが突如攫われる展開になり、傭兵団の皆は大慌てになります。

そこでのシリアスな空気の中での朱里と仲間達とのやり取りは本当に重苦しく、こちらまで気が重くなりました。

朱里の後悔と無力感を感じるシーンと描写、仲間達とのやり取りなど、「傭兵団の皆と朱里の絆」がここにきて改めて試されているように感じます。

その直前にいつも通りの日常を過ごしてた分、このシーンは読んでて本当に気が重くなりました。

「ガングレイブ!お前を連行する!罪状は自覚しているな!」

出典:「傭兵団の料理番6巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P48~

2.運命をかけた「ゲーム」と驚愕の”繋がり”

攫われたガングレイヴとクウガを助けるために、朱里たちは”ある人物”に会いに行きます。

その人物は強い影響力を持っているので、朱里たちは命がけの交渉に臨むのですが、そこで提案されたのはカイジさながらの運命をかけた「ゲーム」でした。

そのゲームの内容もまた「どこかで聞いたことのあるような」ものだったり、その後に知る、「超以外な繋がり」にはリアルでびっくりしました。

「まさか」という印象しかその時は頭がいっぱいになりましたね。

「……『ゲーム』をしに来た、ということか」

出典:「傭兵団の料理番6巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P130~

3.次々と明らかになっていく「秘密」と「伏線」

今回読んでいて感じたのが物語の「伏線」やキャラたちの「秘密」が一気に読者に向けて放たれているところでした。

あまりに怒涛の勢いで物語が進んでいくので正直、読むことと理解することが追い付かなかったです。

ですがその分読後はさまざまな「伏線」や「秘密」が明らかになったので爽快感と、没入感を一気に感じました。

朱里にとってもガングレイヴたちにとっても”ターニングポイント”となる場所でしたね。

「こっちとしても、どうしても聞きたいことがあるから。逃げるわけにはいきません!」

出典:「傭兵団の料理番6巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P268~

「傭兵団の料理番6巻」の一番の名言

ガングレイブ達がさらわれ、朱里が迷っているときに心の中で朱里が改めて決意する時の言葉です。

朱里とガングレイブ達はこれまで様々な苦難を乗り越え、共に絆を深めていました。

しかしここにきて改めて突きつけられる「覚悟」を前に朱里が思う言葉にはとても力と感情が籠っていたと感じました。

朱里とガングレイブ達の関係が「さらに一歩」進んだ瞬間に立ち会えたような印象的なセリフです。

それは武力が強い人間じゃない。知力がある人間じゃない。

心が強い人間に、なりたいんですよ。

出典:傭兵団の料理番巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:川井 昴 引用:P126~

個人的な感想・レビュー

「傭兵団の料理番6巻」を読み終わって一番最初に感じたのは「驚愕」でした。

次から次へと明らかになっていく「衝撃の事実や繋がり」には読んでいて”エッ”と声が出てしまうほどでしたね。

物語的には朱里とガングレイブ達の「絆」が試されるような展開には目が離せませんでしたが、その時の朱里の気持ちを考えるとシリアスな気持ちになりました。

ですが読後の「満足感」は今までで一番だったと感じましたね。

今後の注目ポイント

  • 朱里とガングレイヴたちとの関係がどうなっていくか?
  • 「神殿」と朱里たちの関わり
  • 朱里はこれからも”この世界”で仲間たちと一緒にいられるのか?

「傭兵団の料理番6巻」のまとめ

今回は「傭兵団の料理番6巻」を読んだ感想・レビュー、個人的な見どころポイントをご紹介してきました。その内容は以下の通りです。

  • 試される朱里と仲間たちとの「絆」
  • 朱里たちの運命をかけた「ゲーム」の行方と「意外な繋がり」
  • 次々と明らかになる「伏線」と「秘密」

序盤から最後まで思わず目が離せなくなるくらい読み応え抜群の一冊でした。

この結末と興奮をぜひご自身の目で味わってみてください。

「傭兵団の料理番6巻」が気になる方はこちらから」👇

今日のコツコツ

「傭兵団の料理番」を読み始めてもう6巻目ですが、今回読んだものが一番面白かったかもしれないです。

多少シリアスな空気やシーンこそありましたがそれを踏まえても読後の満足感は本当に違いましたね。

個人的には「超以外な繋がり」の部分は初見では間違いなく驚愕すると思います。私もそうでしたのでわかります。

次の7巻がどういう展開になっていくか超気になりますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました