「感想・レビュー」傭兵団の料理番15巻|敵国グランエンドでも変わらない朱里の在り方

ハイファンタジー

この記事は「傭兵団の料理番15巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「緩めのネタバレ」でご紹介しています。

「傭兵団の料理番15巻」は一言でいうと”グランエンドでも効果抜群な朱里のひとたらしっぷり”がこれでもかと感じられる一冊でした。

グランエンドまで攫われ料理番として働くことになった朱里、そこでもいかんなく発揮される「朱里の人に寄り添う料理」で少しづつ周囲に認められていく様子が見ていて面白い一冊です。

「ネタバレが気になる方はここで読むのを辞めて、本編を読むほうがオススメです。」👇

しじみぱんだ
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※本記事では物語の核心には触れていませんが、軽く内容に触れる“ゆるめのネタバレ”を含みます。気になる方はご注意くださいね。

「傭兵団の料理番15巻」のあらすじ

大国「グランエンド」に攫われた朱里は国主の命により、国主の末姫である「アユタ姫」のいる前線基地に行くことになります。

そこで仕事をしつつ情報を集め、脱出することを考えていた朱里でしたが「ある問題」が発生。

それは朱里が専属料理人をすることになるアユタ姫には「ある特徴」が隠されており、一筋縄ではいかないことが判明したからです。

果たして朱里は自分の価値を証明し、無事にアユタ姫の専属料理人を務めることができるのか、「朱里の闘い」が始まります。

「傭兵団の料理番15巻」の見所ポイント3選

1.グランエンドで始まる「朱里の新しい日常と闘い」

「傭兵団の料理番15巻」では朱里がこれまでとは打って変わって敵国「グランエンド」の料理番として働くことになります。

完全アウェーな朱里の状況にこちらも「どんな話の展開になるのか?」とヒヤヒヤしていたのはよく覚えています。

それでも朱里らしく「優しく、時に厳しく」朱里らしさを貫き、”堂々と生きている様”は頼もしさを強く感じました。

”新章「グランエンド編」での最初の大仕事”に朱里がどう対応するのかが、この本全体の見どころだと思います。」

2.朱里との交流で大きく影響を受ける「あるキャラ」

この本で特にオススメしたい所が、朱里と深く交流することになる「ビカ」というキャラとの物語です。

初めてビカを見た時は「これはヤバそう」と読んでいても挿絵からもこちら側に伝わってきました。

ですが朱里と交流を重ね、影響されていく様子を見ていくと「自然と応援したくなる」、そんな印象を覚えるようになります。

新しいキャラも多く出る中、”ビカの物語”は個人的には一番熱中できるところなので、オススメです。

3.朱里を救う”絶妙かつ微妙な伏線”

物語後半では「ある意外な伏線」が物語に大きく関わってきます。

初見では絶妙な伏線だと感心しましたが、同時に「非常にいい意味で微妙」な気持ちにさせられた意外な伏線でした。

「”まさか”という気持ちと”おもしろい”という気持ち」が絶妙に嚙み合っている、「傭兵団の料理番15巻」屈指の名シーンです。

”シリーズ読者なら間違いなく満足できる”伏線回収のやり方、だと私は思います。

「傭兵団の料理番15巻」の一番の名言

このセリフは朱里が「ある重要なシーン」でポツリとこぼすように放った言葉です。

相手への想いや優しさ、今は会えないガングレイブ達への若干の申し訳なさ等、朱里の気持ちの揺れ動きがにじみ出ているセリフです。

「朱里という一人の人間、料理人としての強さと優しさ」が改めて読者にも伝わってくる印象でした。

”これでこそ東 朱里なんだ”と読んでいて頷いてしまうほど、引き付けられたセリフでした。

……僕は、ガングレイブさんたちの仲間ではあるけど、こういう気持ちだけは捨てたくないです。ごめんなさい。

出典:「傭兵団の料理番15巻」 出版:ヒーロー文庫 原作::川井 昴 引用:116

「ここまで読んで、”続くが気になる!”という方は本編を見るともっと楽しめる内容です。👇

個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

今回は”朱里の人となりや良さ”を改めて感じさせられた内容でしたね。

朱里の不安や葛藤に揺れつつも、「料理人としての誇り」を決して崩さない所は本当に尊敬します。

私も一応料理人なので朱里の凄さを感じつつも、自分との意識やレベルの差に読んでいて負い目を感じてしまう時もありましたね。

人としても料理人としても「朱里のようになれたら」と今回は思いました。

「傭兵団の料理番15巻」のまとめ

「傭兵団の料理番15巻」は”朱里がグランエンドでどう活躍するか?”が気になっていた人にはとても惹かれる内容の一冊です。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  • グランエンドで始まる朱里の「新たな日常と闘い」
  • 「ビカ」というキャラの引き込まれるストーリー
  • 「おもしろさと意外さ」が絶妙に組み合わせている伏線。

誘拐から始まった朱里のグランエンドでの料理番、その第一歩ともいえる一冊で、個性豊かな新キャラと朱里との交流がとても面白かったです。

「ここまでシリーズを読んできた方なら、見逃すのは非常にもったいないと思います。」👇

前巻次巻(14,16巻はまだ書いていません)の感想・レビューはこちらから

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