この記事は「理想のヒモ生活2巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「ネタバレ控えめ」でご紹介しています。
「理想のヒモ生活2巻」は一言でいうと”ゼンジロウとアウラが本当の意味での家族となる転換点となる一冊”という印象を受けました。
「まっさらな状態で作品を読むなら本編へ。この巻はゼンジロウの立ち位置が大きく変わる一冊です。」
「理想のヒモ生活2巻」のあらすじ

異世界の大国「カープァ王国」に転移し、王女であるアウラと契約結婚を結んだゼンジロウは日々のヒモ生活にもだいぶ慣れ始めていました。
とはいえアウラの伴侶としてふさわしい男になるべく、マナーや立ち振る舞いの訓練にも精を出し、努力するゼンジロウ。
そうして迎えたゼンジロウにとっての初めての「社交界でのお披露目」が始まります緊張でがちがちになりながらもアウラのために何とか自らを奮い立たせます。
しかしその後、「アウラからある事実」を聞かされたゼンジロウの心境が大きく変化し始めるのでした。
「理想のヒモ生活2巻」の見所ポイント3選

1.本格的に”王族”としての立場を求められ始めるゼンジロウ
理想のヒモ生活2巻ではゼンジロウが「王族として行動」するシーンが多いように感じます。
始めはただのヒモとして”政治などには口も手も出さない”というスタンスでしたが、「アウラを巡るある事件」を機にゼンジロウの心境が変化していく展開。
その変化をザックリというなら「男としても夫としても一皮むけた」という感じで、読んでいく中で善次郎にだんだん”頼もしさ”を感じてきます。
”ゼンジロウが男を見せる、かっこいいシーンが気になる人”には今回の内容なら、心に刺さります。
2.ゼンジロウへの愛を確かな物にするアウラの心情
第2巻で特に語りたいのは”アウラのゼンジロウへの愛情が確かな物になる”ところです。
今までも善次郎への愛はどうしても”契約”を感じさせるような、どこか距離感が感じられていたのが、「妻として本当にゼンジロウを愛している」と感じられて、このシーンはまさにアウラの愛がとても伝わってくるポイントです
”契約”から生まれた愛が少しずつ本当の愛に変化していく過程というのは、理想のヒモ生活という作品においてやはり「押さえておきたい見どころ」。
”嘘から出た真のようなトリッキーな恋愛が好きな方”なら、2巻は読んでおいて損はないです。
3.とても癒される”問題児3人組の話”
さて、理想のヒモ生活ではゼンジロウやアウラのほかにも”問題児3人組であるフェー、ドロレス、レテ”と呼ばれるキャラがいます。
正直私はこの”問題児3人組”の話が出るシーンが楽しみで、ついついそのシーンが出ると嬉しく感じてしまうほどです。
言ってしまえば「おまけのような話」でしか出ないのですが、本編の緊張感のある展開が続くと、どうしても「箸休め」ともいえる”問題児3人組”の話がとてもしみます。
”本編とは別のちょっとした外伝的なストーリー”が、読みたかった人に特に読んで欲しいところです。
「理想のヒモ生活2巻」の一番の名言

個人的に2巻の中で一番心に残ったのが、こちらのセリフです。
このセリフが出た瞬間から「二人が本当の意味で家族になった」という実感が沸きあがってきて、ページをめくる手が一瞬止まりました。
(もう、無理だな。少なくともゼンジロウが今のゼンジロウのままでいてくれる限り、私はこの人を切り捨てることは出来ぬ)
出典:「理想のヒモ生活2巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:渡部恒彦 引用:P294~
ゼンジロウのこのシーンに至るまでの頑張りを読んでいると、なおさらこのシーンは「読者への大きな転換点」というメッセージが感じられます。
”主人公の頑張りに惚れ直してしまうヒロイン”という構図が好みの方には2巻の内容はドンピシャです。
「全体的にゼンジロウのカッコよさに引き込まれる一巻で、これを飛ばすのは持っいないです。」
個人的な感想・レビュー


第2巻はゼンジロウの男らしさやカッコよさが伝わってくる一冊でしたね。
正直「ヒモ生活」を自ら望んでいる性格の主人公なので、最初は”余り頼りにならなそう”という印象だったのが一変しました。
ゼンジロウのアウラへの一途な思いは読んでいて感心するほどですし、とても誠意を感じますね。
ハーレム要素も嫌いではないですが、やはり一途なキャラのほうが好きなので、なんか読めば読むほど「ゼンジロウのキャラが好きになる」感じです。
「理想のヒモ生活2巻」を読んだまとめ

理想のヒモ生活2巻は様々なトラブルや試練に遭いながらも、ゼンジロウとアウラの関係が大きく前進する”前進の一冊”でした。
最後に個人的な見どころをまとめていきます。
- 本格的に”王族”としてアウラを支えようとするゼンジロウの頑張り。
- 明確なものになっていく”アウラの気持ちの変化”。
- ”物語の癒し”ともいうべき問題児3人組(フェー、ドロレス、レテ)の存在。
全体的な雰囲気として、やはり派手な戦闘などはありませんが、心理戦や腹の探り合いや恋愛要素などが魅力的な一冊でした。
「ゼンジロウとアウラの関係が”大きく前進”するターニングポイント的な一冊、見逃すのは損です。」👇
前巻:次巻(1巻、3巻(まだ書いてません)のネタバレ控えめ感想はこちら)

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