【感想・レビュー】理想のヒモ生活1巻|ゆるく始まる異世界ヒモ生活が面白い

ハイファンタジー

この記事は「理想のヒモ生活1巻」の感想・レビュー、個人的な見どころを「緩めのネタバレ」でご紹介しています。

「理想のヒモ生活1巻」は一言でいうと”一風変わった設定の異世界ファンタジー物語”という印象を受けました。

この小説は「理想のヒモ」という言葉に興味を持ったり、惹かれた人なら読んで損はない内容です。

突然の異世界転移から始まる「ヒモ生活」、そこで織りなす主人公とヒロイン、そして回りの人間とのやり取りがとても面白い作品です。

「ネタバレをなるべく避けたい方はここで読むのを辞めて、本編を読むのがおススメです」👇

しじみぱんだ
しじみぱんだ

※本記事では物語の核心には触れていませんが、軽く内容に触れる“ゆるめのネタバレ”を含みます。気になる方はご注意くださいね。

「理想のヒモ生活1巻」のあらすじ

普通のサラリーマン「山井 善次郎」はある日突然、異世界の大国「カープァ王国」に異世界転移させられてしまいます。

急な展開に驚く善次郎の前にカープァ王国の王女である「アウラ・カープァ」が現れ、善次郎に対して”思いもよらぬ提案”をしてきます。

その提案は善次郎にとって怪しくも”非常に魅力的な内容”で、善次郎も深く悩むことになります。

考えた末に善次郎は「決断」することを決め、彼の物語が始まるのでした。

「理想のヒモ生活1巻」の主な登場人物

山井 善次郎(ヤマイ ゼンジロー)

どこにでもいる仕事に追われるごく普通のサラリーマンの男性。

ある日突然「アウラ」によって異世界に転移させられ、「ある提案」を受けることになる。

少し欲望に正直なところはあるが冷静に物事を考えて行動でき、また営業長年働いてきたので人の感情を読むのが得意なところがある。

アウラ・カープァ

異世界の大国「カープァ王国」で女王を務める、赤くきれいなロングヘアと健康的に焼けた小麦色の肌が特徴の美女。

「ある目的」のため地球から善次郎を呼び出した張本人で突然呼び出しお願いをすることには少し負い目を感じている。

冷静で思慮深いが恋愛に関しては多少奥手な性格をしている。

「理想のヒモ生活1巻」の見所ポイント3選

1.新しいタイプの設定の「異世界転移」

「理想のヒモ生活1巻」を読んで感じたのは”今まで見た事のない設定”の異世界転移でした。

大体の異世界転移の物語が「勇者として魔王を倒して~」や「神様の手違いで~」とかなのに対して「理想のヒモ生活」では全く違うものが用意されていました。

なので最初読んだ時には「ずいぶん珍しいタイプ」だと興味を惹かれたのを覚えています。

”テンプレの異世界転移”に飽きているなら一度読んでみるといいかもしれません

2.案外まともで好感が持てる主人公

主人公の善次郎も読んでいて特にチートやスキルがあるわけでもないのですが、不憫な生活を「善次郎なりに考えて」行動に移す姿は面白いと感じました。

特に最初に異世界に呼び出された時の善次郎が考えを巡らせる描写は「しっかりしてる」というイメージを受けます。

性格も謙虚過ぎずに傲慢ではない感じで親しみやすいのと、ちょっぴり人間臭いところもあって、しばらくずっと読むのが止まりませんでした。

”善次郎を中心に巻き起こる異世界物語”の今後の展開がとても気になります。

3.少しずつ形になっていく二人の関係の行方

「理想のヒモ生活1巻」で特に語りたいのが善次郎とアウラとの関係の変化です。

「ある提案」の下、最初は形式的なものだった二人の関係ですが徐々にお互いに情が芽生えてくる描写が見所です。

特に地球の知識と異世界の知識を二人で教え合うところは善次郎とアウラならではのやり取りです。

ある目的で始まる二人の関係”その行く末からも目が離せません。

「理想のヒモ生活1巻」の一番の名言

このセリフは善次郎と交流を重ねてきたアウラが「自分の中に芽生えた気持ち」を言葉にしている印象的な場面です。

最初はビジネスパートナー的な側面が強かった関係が善次郎と過ごすうちに徐々に意識してくる、心境の変化を読んでいてもどかしさを感じました。

アウラが抱いた「独占欲」が今後ストーリーにどのように関係してくるのか楽しみです。

「まずいな。なんだか、独占欲が出てきた」

出典:「理想のヒモ生活1巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:渡部 恒彦 引用:P301

「ここまで読んでおくだけでも本編を読んだ時に、より楽しめます」👇

個人的な感想・レビュー

しじみぱんだ
しじみぱんだ

今まで読んできたなろう小説の中でも珍しい「異世界転移の設定」の本です。

なので読んだ時から、結構物語に没入してじっくりと読んでいました。

善次郎とアウラの関係も見ていて楽しいですが、その他のキャラたちとの交流も少しずつ後半では増えてきて続きが非常に気になりますね。

新鮮な気持ちで楽しめた一冊です。

「理想のヒモ生活」がおススメな人、そうでない人

オススメでない人

  • 異世界転移した主人公がチート能力で無双するところを見るのが好きな人。
  • 魔法やスキルがバンバン飛び交うような派手なバトルシーンを期待してる人。
  • 主人公が全面的に物語をリードしていくような展開がいい人。

オススメな人

  • 主人公とヒロインや仲間達との日常を緩く楽しみたい人。
  • 派手なバトルシーンなどはいいから、ゆったりとした話が読みたい人。
  • チートやスキルで無双する主人公があまり好みでない人。

「理想のヒモ生活1巻」のまとめ

「理想のヒモ生活1巻」の感想・レビュー、個人的な見どころのご紹介は以上です。

最後に個人的な見どころをまとめていきます。

  • 新しいタイプで新鮮な異世界転移の設定。
  • どこか人間らしく、憎めないキャラの主人公。
  • 善次郎とアウラの進展していく関係。

冒頭から意外な展開が一気に始まって、目が離せなくなる異色の異世界ファンタジー、一度読んだら続きが非常に気になります。

「ここまで読んで気になるなら、もう本編を読んだほうが確実です」👇

次巻(2巻はまだ書いていません)の感想・レビューはこちら

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