この記事は薬屋のひとりごと12巻の感想や個人的な見どころをご紹介します。
12巻は「今まで謎に包まれていた雀というキャラについて深く描かれる”雀というキャラの過去や想い画深く描かれる巻”」です。
「先に軽く雰囲気だけ知りたいなら、12巻の読む前ガイドの記事を読むといいです。」
「2度目の西都編を飾るにふさわしい”西都編の集大成”とも言える一巻でここまで物語を追ってきた方にはグッときます。」
「薬屋のひとりごと12巻」のあらすじ

前回、砂欧に戦を仕掛けようとしていた玉鶯に頭を悩ませていた壬氏。
しかし玉鶯の暗殺という壬氏にとって思いがけない形で回避します。
ところが今度は玉鶯の息子達の水面下での後継者争いが勃発し、猫猫も巻き込まれてしまいます。
そしていつも以上に不思議な動きをする雀も何かを考えているようで、物語はおかしな方に動き始めます。
「薬屋のひとりごと12巻」の見所ポイント3選

1.謎多き人物である”雀の秘密”
薬屋のひとりごと12巻では雀(チュエ)というキャラがカギを握ります。
いつも飄々として、掴みどころのない雀は初登場から癖が強いですが、かなり好きなキャラです。
ですが普段は明るい雀が、実はずっと複雑な想いと使命を抱えていたと知った時は、かなり驚愕します。
“雀の隠されていた使命、過去、想い、全てを明らかにしていきたいなら”12巻は見落とせません。
2.二度目の誘拐、猫猫の作戦と度胸
今回猫猫は「今までで一番ピンチ」な展開に見舞われますが、そこで猫猫が見せた「毒」を使った作戦は読んでいて本当に見事でした。
このシーンでは猫猫の毒と薬の知識と応用力、そして作戦を実行する度胸が改めて読者に見せつけてくる、めちゃくちゃ盛り上がるところです。
シリーズで最も猫猫が危なかった状況と言っても過言ではなく、物語の緊張感と猫猫の”強さ”が濃く描かれた巻と言えます。
”猫猫史上最大のピンチをどう切り抜けるか”は猫猫好きなファンの方なら、目が釘付けになることでしょう。
3.深まっていく猫猫と壬氏の恋
今まで立場の違いなどの理由で壬氏とは線を引いていた猫猫の気持ちが大きく動きます。
作品を通して、「猫猫から壬氏に好意を寄せるシーン」は本当に珍しく、猫猫と壬氏の恋愛の行方が気になっていた方にはぶっ刺さるでしょう。
シリーズをしっかりと追ってきて、猫猫と壬氏の恋の過程を理解している読者なら、より楽しめる巻です。
”ついに大きく動き出す猫猫と壬氏の恋の行方”、今まで追ってきた方は見落とすのはもったいないポイントです。。
「薬屋のひとりごと12巻」の一番の名言

このセリフは物語後半で猫猫に対して、雀が自分の価値観や人生観について触れるシーンのものです。
軽い口調とは裏腹にセリフに込められた”雀のアイデンティティ”が垣間見えるところで、12巻でも切なさと温かさが感じられる言葉。
最初に読んだ時は展開の速さについていくのに必死で余り印象に残っていませんでしたが、個人的には12巻を象徴する名言です。
「一時的にでも人から好かれるのはいいことですよぅ。私はここにいてもいいんだって、思えちゃいますものぅ」
出典:「薬屋のひとりごと12巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P137より
”雀というキャラの魅力がギュッと詰まった名シーン”、12巻をもし読むなら、外せないポイントです。
「雀が物語で仕込んできた”布石”が全て明らかになっていく巻で、ここまで読んできた方なら、まさに点と点が繋がっていく爽快感が得られます。」
個人的な感想・レビュー

12巻はまさに「雀が主役の巻」で、2度目の西都編を飾るのに相応しい面白さでしたね。
個人的に推したいのは雀の過去や心情についての細かい描写ですが、夫である馬良(バリョウ)との愛の深さもいいです。
お互い政略結婚しただけの間柄でも愛が感じられるシーンは、雀と馬良の信頼関係がとても伝わってきます。
12巻は恋愛、陰謀、事件、全ての要素が一気に加速する”雀というキャラを知るのに欠かせない巻”でした。
「薬屋のひとりごと12巻」を読んだまとめ

薬屋のひとりごと12巻は”雀の過去と正体、目的が明らかになる、雀というキャラに大きく迫る一巻”です。
最後に個人的な見どころをまとめていきます。
- 物語で重要なカギを握る、雀という人物。
- シリーズで最もピンチな状況を切り抜ける猫猫のカッコよさ。
- 確実に距離感が近づいていく、猫猫と壬氏の関係
12巻は加速していく物語と雀に大きく焦点を当てたストーリーが特徴の「2度目の西都編を飾るに相応しい巻」でした。
「雀のキャラが好きなファンの方なら、間違いなく読んで損はない一巻です。」👇

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