こんちはしじみぱんだです!
本好きの方にとって”読んだ本をいかにきれいな状態で保管するか”というのは悩みどころですよね?
私も現在進行形でそうです…
その問題を解決するためには、「本のただしい保管方法」を知る必要があります。
今回の記事を読めば、”本をきれいな状態で保管するコツ”を知ることができます。
しっかりと調査してまとめたポイントを5つに分け、わかりやすく解説しているのでぜひ参考にしてみてください!
本を綺麗な状態で保管するための5つのポイント
本をなるべくきれいな状態で保管するときは、押さえておくポイントがあります。
何も知らずに適当に保管するだけでは、大切な本が傷んだり、汚れてしまうかもしれないからです…
私も読み終わった本や漫画をダンボールを棚代わりにして保管していたんですが、いつの間にかシミや汚れがついてしまうという、苦い経験があります…
なので大切な本をしっかりと守ってあげるためにも、”ただしい保管方法”を知る必要があるんです!
ここではその方法を5つのポイントに分けてご紹介していますので、一緒に学んでいきましょう!
1.保存環境を整える
直射日光を避けること
直射日光を避けることは意識していくべきポイントです。
なぜなら、本に直射日光が当たると、日焼けや色あせの原因になってしまうからです。
なので、窓際に本棚を置かないなどの工夫をするとGOOD!
湿度は40%~60%に保つ
適切な湿度を保ってあげることも、長期保管するときには大切なことです。
湿気は高すぎればカビを招き、逆に低すぎて乾燥すると紙の劣化に繋がります…
具体的な対策としては、除湿器や加湿器などで調整したりするとよいでしょう。
温度は20℃前前後にする
保管場所の温度にも注意しましょう。
余りにも高温多湿だと、紙や紙に使われている接着剤にダメージを与えてしまうからです。
保管に適した温度はおおよそ20℃前後だと言われているので、1つの目安として覚えておくといいと思います。
2.本棚を工夫する
背表紙をまっすぐ立てること
本棚に本を保管するときには、背表紙を傾けずに、まっすぐ立てるようにしましょう。
理由としては、傾けておいておくと、背表紙が歪んだり折れたりすることに繋がるからです。
実際に私も本の背表紙が歪んでしまい、しわになってしまいました…
意識すればすぐに直せることなので、注意しておきましょう。
本を詰め込みすぎないようにする
本棚に保管するときは、ぎっしりと詰め込まないようにする必要があります。
ぎっしりと詰めてしまうと、本を取り出すときに本同士がこすれやすく、表紙やページが傷んでしまうからです…
保管するときは、ある程度ゆとりを持たせて、本にストレスをかけないようにすることを心がけましょう!
高さが合う本棚を選ぶ
本を補完する際は、棚の横幅も大切ですが、本の上部の空間にも気を付ける必要があります。
なぜなら本の上部の空間が開いていると、本が反りやすくなり、傷みやすいからです。
私も段ボールを棚代わりにしていますが、見事に上の部分に空間が開いていました…
本の状態を保つためにも、意識していきたい所です。
3.本を保護するグッズを使ってみる
ブックカバーを使ってみる
本を保護するグッズの1つがブックカバーです。
ブックカバーを使うことで、本を汚れや摩耗から守ってくれます。
またブックカバーには様々な種類があり、自分の好みや性格に合わせたブックカバーを使うことで視覚的にも読書を楽しめるようになる嬉しいメリットがあります!
本の保管もできて、読書をすることもより楽しみになり、一石二鳥でオススメです。
防カビ、防虫剤を使う
防カビ、防虫剤などを活用することも大切です。
これらを使うことで、本のカビや虫害を防ぎ、本の寿命を長く伸ばすことができるからです。
ただし、選ぶときには、「本に匂いや薬剤がつかないもの」を選ぶようにしましょう。
クローゼットや押し入れ用のにおいの少ないタイプが特にオススメです!
除湿剤も活用する。
防カビ、防虫材とあわせて、除湿剤も検討してみましょう。
除湿剤もまた、カビの原因になる湿気を抑えてくれるからです。
具体的にオススメなのが「除湿+防カビタイプ」のシリカゲル入りのものを選ぶといいと思います。
防カビ、防虫、そして除湿、この3つを意識して本は保管すると完璧!
4.本を読むときにも注意する
手を清潔にする
本を読むときはなるべく手は清潔な状態で読むようにしましょう。
なぜかというと、手の指からは皮脂や汗が出てシミができやすいからです。
また、お菓子などを食べながら汚れた指でページをめくるのも、もちろん良くないので気をつけましょう。
飲み物や食べ物の近くには置かない
本を読むときには飲み物や食べ物の近くには置かないようにしましょう。
ついついやってしまいがちですが、万が一こぼれたりして本が汚れたら最悪です!
特にコーヒーのシミがついてしまうと、落とすことは非常に難しいです…
結論、読書中はなるべく飲食はしないようにするのが無難ですね。

私の失敗談の一つで、番茶を飲みながら本を読んでいたら、とっさにくしゃみをしてしまったんです。
そしたら本にも飛沫がお茶と共に飛んでしまい、見事なシミになってしまいました。
苦い経験です…
本を開きすぎないようにする
本を読むときに意識して欲しいのが、本を開きすぎないことです。
本を開きすぎてしまうと、背表紙に負担がかかり、割れてしまうこともあるからですね。
例を挙げると、180℃以上に本を開くと、背表紙が割れやすいので注意です!
ですので、本を読むときは開きすぎずに、優しく扱ってあげましょう。
5.本を長期保管するとき
本をクリア袋にいれる
本をクリア袋などに入れることで、劣化防止につながります。
クリア袋は汚れやホコリから守り、本を清潔な状態に維持してくれるからです。
特に漫画や写真集は劣化してしまうと読みずらくなるので防ぎたい所ですよね。
100均などでも”本専用”のクリア袋が売れているので、いろいろと吟味してみるといいと思います!
段ボールではなくプラスチックケースに収納する。
本を補完するときは、段ボールではなくプラスチック製のケースに入れておくのが無難です。
なぜ段ボールではダメなのかというと、段ボールは湿気や虫を呼びやすいからです。
つまり湿気によるカビ、虫による虫害が起きやすくなってしまいます…
その点、プラスチックケースならその心配はありません。
ですが、密閉しすぎると湿気も発生することがあるので、除湿剤や防カビ剤も一緒に入れておくと完璧です!
定期的に空気を入れ替えてあげる
本を長期で保管するときは、放置せずに定期的に読んだりして、空気を入れ替えてあげましょう。
なぜならば、密閉した状態だとどうしても、湿気がたまりがちになるからです。
上に書いたように、除湿剤などを入れておくのも一つの手です。
ですが一番の保管方法は、たまに読み返して手入れをしてあげることです。
大切な本を忘れないで上げましょうね。
まとめ:本を大切に保管して、長く読書を楽しもう!
今回は本を保管するときの大切なポイントを5つに分けてご紹介しました。
その内容をまとめると以下の通りです。
- 保存環境を整える
- 本棚を工夫する
- 本を保護するグッズを使ってみる
- 本を読むときにも注意する
- 本を長期保管するとき
本好きの方たちにとっては、本をいかに大切に保管するかは悩みの一つだと思います、私自身もそうです。
今回の記事が皆さんの読書ライフを豊かにしてくれることを祈っています!

私は段ボールを本棚代わりにしていましたが、これを機にちゃんと考えてみようと思いました。
保管方法や読み方ひとつで、本の寿命は大きく伸ばすことができます。
これからも本との良い付き合い方を学んでいきたいです!
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今日のコツコツ
本の保管方法については、調べていくうちに自分がいかに雑な保管をしていたかがわかりました。
特に段ボールは手軽で昔から本棚代わりにしていたので、直していきたいと思います…
皆さんもどうかお気をつけて!
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