「薬屋のひとりごと14巻」感想・レビュー|羅半兄がついに報われる!見どころ3選【ネタバレゆるめ】

ミステリー

ここでは「薬屋のひとりごと14巻」の感想・レビュー、個人的な見どころポイントを「緩めのネタバレ」でご紹介していきます。

この記事を読めば、「薬屋のひとりごと14巻」の見どころを”あまりネタバレせずに”予習することができるでしょう。

「薬屋のひとりごと14巻」の大まかな見どころは以下の通りです。

  • ”ようやく報われた”羅半(ラハン)兄のカッコよさと、恋の予感。
  • 壬氏(ジンシ)の侍女、水蓮(スイレン)の秘密。
  • 卯の一族と辰の一族の確執と真実。
  • 軍部で起こる派閥争いと裏に潜む”悪意”
  • 変わりゆく緑青館と女華(ジョカ)の秘密と決意。
  • 克用(コクヨウ)の過去と”疱瘡”について
  • 華佗(かだ)の子孫と真相

全体的に大きな事件や動きはなかったものの、「次の布石になる」展開が多く感じられる一冊だと感じました。

しじみぱんだ
しじみぱんだ

※本記事では物語の核心には触れていませんが、軽く内容に触れる“ゆるめのネタバレ”を含みます。気になる方はご注意くださいね。

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「薬屋のひとりごと14巻」のあらすじ

外延の医務室勤務となり、医官の仕事を手伝う猫猫(マオマオ)、新しい後輩もできて新しい日常が始まります。

そんな中、猫猫たちが不在の間に軍部の中で皇后派と皇太后派の派閥争いが勃発していました。

両社の小競り合いは日々激しくなり、猫猫たちもその影響を受けるようになりました。

そんな中、猫猫は姚の頼みで「名持ち」の一族の会合に参加することになり、そこである一族たちの秘密に迫ります。

「薬屋のひとりごと14巻」から登場した人物

丑喜(チュウキ)丑の一族の元当主の恰幅のいいお爺さん。人当たりが良く、おちゃめな一面もある。
二番(アーファン)羅漢(ラカン)の養子で屈強な体格の無口な男性。羅漢の護衛を務める。
馬琴(バキン)高順(ガオシュン)の娘、麻美(マーメイ)の夫。寡黙で無口な男性。麻美には尻に敷かれている。
卯純(ウジュン)卯の一族の人間で、里樹(リーシュ)の兄。常にへらへらしている弱そうな男。父親の不祥事で当主から嫌われている。
好(ヨ)猫猫の後輩の医官付きの官女。克用とは昔からの知り合いだが、複雑な感情を持っている。
長紗(チャンシャ)猫猫の後輩の医官付きの官女。背が小さく小柄な女性で真面目な性格をしている。

「薬屋のひとりごと巻」の見所ポイント3選

1.羅半兄のカッコよさと、恋の予感

まず語りたいのが、羅半兄のカッコよさについてです。

羅半兄は名前もろくに読んでもらえずに、不遇な扱いを受けてきたちょっと不憫な人でした。

ところが今回、困っている姚(ヤヲ)のために羅半兄が立ち上がるシーンがあり、そこでの羅半兄の行動と心意気には読んでいて素直に「カッコイイ」と感じました。

その後の「意外な恋の予感」も合わせて、羅半兄がようやく報われる、「印象的な展開」です。

姚さん、燕燕さん。俺はあんたたちのことはよく知らない。

だがあいつの言うことが気に食わないし、間違っていると思う。

だからこうやって決闘のまねごとをする。

出典:「薬屋のひとりごと14巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P107~

2.変わりゆく緑青館と女華の今後

猫猫の生まれ育った場所である「緑青館」も猫猫が離れていた間に大きく変わり始めます。

猫猫の育ての親ともいえる「梅梅(メイメイ、小鈴(シャオリン)、女華(ジョカ)」達も例外ではなくそれぞれ別の未来に歩み始めていました。

特に女華が選んだ道は彼女の生い立ちも含めて、今後気になるところです。

猫猫もまた、良くも悪くも変わりゆく緑青館と女華たちを見て、「寂しさ」を感じますが、読者である私も同じ感情に襲われました。

懐古主義と言われると癪だが、猫猫はひとつの時代が終わる空気を寂しく思った。

出典:「薬屋のひとりごと14巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P317~

3.初々しさを感じる猫猫と壬氏のやりとり

物語後半で猫猫が壬氏を何気なくからかうシーンがあります。

その時の猫猫と壬氏のやり取りはさながら「友達以上恋人未満」のようなもどかしさと2人らしい初々しさを感じるシーンです。

その後に猫猫が壬氏に”あるイタズラ”をするのですが、そこもまた読んでいてグッときます。

あと一歩ですが、確実に二人の関係は少しずつ進展していると感じさせる、キュンとくる名シーンです。

「ああ。ぎゅっとするだけでおさまらず、噛むし舐めるぞ」

「今、ぞわっときました」

出典:「薬屋のひとりごと14巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P382~

「薬屋のひとりごと巻14」の一番の名言

このセリフは長らく不遇な扱いを受けてきた羅半兄が”ようやく”自分の名前を読んでもらい、喜んでいるときのものです。

読者としても「羅半兄には報われて欲しい」といつも感じていたので、嬉しい限りです。

その後に始まる「新たな恋の予感」もまた、意外な展開で、今後の羅半兄がどうなるかが目が離せません。

羅半兄の喜びと嬉しさがこれでもかと詰まった一言です。

「いや!そのままでいい!俺は、羅半兄じゃねえ、俊杰だ!」

出典:「薬屋のひとりごと14巻」 出版:ヒーロー文庫 原作:日向夏 引用:P117~

個人的な感想

しじみぱんだ
しじみぱんだ

個人的には羅半兄のキャラが好きだったので、今回羅半兄が報われる展開になり嬉しいです。

また、物語自体も派手な展開はそこまでありませんが、次の事件の布石になるような話が多く、期待が高まりましたね。

特に「華佗の書」を巡る謎にはとても興味が湧きました。

今後の注目ポイント

  • 羅半兄の恋の行方
  • 緑青館と女華たちの今後
  • 壬氏と猫猫の深まる恋の行方
  • 「華佗の書」の謎と真実
  • 卯の一族との関係
  • 克用の過去と”疱瘡”について

「薬屋のひとりごと14巻」のまとめ

「薬屋のひとりごと14巻」での個人的な見どころは以下の通りです。

  • 羅半兄のカッコよさと恋の予感
  • 緑青館の変化と猫猫の心情
  • 猫猫と壬氏の初々しさを感じるやりとり

もちろん「華佗の書」の秘密と子孫など読み応えのある事件や謎も盛りだくさんな一冊でした。

次の展開が非常に気になってくる「布石となる」一冊、今回も大満足でした。

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今日のコツコツ

読んでいて改めて感じたのは、「猫猫以外の人間たちもかわっている」ということです。

猫猫は西都編では一年も滞在していたので当たり前と言えば当たり前なのです。

ですが変わっていく緑青館のくだりは猫猫と同じで読んでいるこちらまで寂しさを感じるほどでしたね。

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