こんにちは、しじみぱんだです。
「薬屋のひとりごと7巻」を読み終えました。今回はその感想・レビュー、そしてあらすじなどを、なるべくネタバレを控えながらご紹介します。
第7巻を一言で表すなら――「新しい出会いの巻」。
後宮医官として働くことになった猫猫(マオマオ)は、新たな仲間・姚(ヤオ)や燕燕(エンエン)と出会い、日々に新しい刺激が生まれます。
さらに、砂欧(サオウ)からやってきた“白い巫女”の存在が、物語に大きな波紋を呼ぶことに。
猫猫の知恵と観察眼が光る一冊です。

なるべくネタバレは書かずに気を付けます。気になる方は注意してくださいね!
「薬屋のひとりごと7巻」のあらすじ

ある日、高順(ガオシュン)の頼みで半ば強制的に官女試験を受けることになってしまった猫猫(マオマオ)。
その後無事試験に合格し、医官付きの官女になります。ですがそこでは変人の父親、厳しい上官、何かと突っかかってくる同僚たちとに囲まれる日々を送ることになりました。
その中でも官女たちのリーダー格である”姚(ヤヲ)は特に猫猫に絡んできてます。
新しい出会いと環境の中、砂欧の国から”白い巫女”が来ることになり…
「薬屋のひとりごと7巻」から登場した人物

| 姚(ヤヲ) | 猫猫の同僚の官女。勝ち気で負けず嫌いな性格。何かと猫猫に嚙みついてくる。 |
| 燕燕(エンエン) | 猫猫の同僚の官女。無口だが冷静な性格。姚の侍女でとても慕っている。 |
| 劉医官(リュウイカン) | 猫猫の上官の医官。仕事にはとても厳しい性格。猫猫のことはコネで採用されたと思っていて嫌っている。 |
| ジャズグル | ”白い巫女”が可愛がっている娘。口がきけず、学もまいため、拙い絵で気持ちを伝えようとする。 |
| ”白い巫女” | 砂欧から来た巫女。生まれつき”白子(アルビノ)で 年齢の割には美しい容姿をしている。 |
「薬屋のひとりごと7巻」の見所ポイント3選

1.姚、燕燕のやり取り
「薬屋のひとりごと7巻」では姚、燕燕の二人の面白いやり取りを見るのが魅力です。
特に燕燕の姚に対する忠誠心のような「歪んだ好意」が感じられるシーンは読んでいてクスリときました。
最初は猫猫に絡んで嫌がらせしてくる嫌な二人だと思っていました。ですが読み進めると「いいコンビしてるな」と感じ、愛着が湧いてきましたね。
ほっとした顔をする姚。燕燕に感謝しているようだが、問題はその燕燕がずっと困る姚の顔を見て子尻を振りながら楽しんでいたことである。
出典:ヒーロー文庫 薬屋のひとりごと7巻 著者日向 夏 引用:P192から

姚と燕燕の主従関係ならぬやり取りは読んでいてほっこりします!
2.壬氏(ジンシ)の苦労と解決策
壬氏はその美しさゆえに今日も仕事中にお茶に”媚薬”を盛られたりと、気が抜けない日々を送っていました。
そこでひょんなことから燕燕が壬氏のお付きの官女として働くことになります。姚の傍に戻りたい彼女とは裏腹に、燕燕を採用したときの壬氏のリアクションは迫真でした!
壬氏にとって「壬氏の容姿に惑わされない人材」がいかに貴重かが改めて良くわかるシーンです。
「採用!」
壬氏は異動願を払い除ける。
出典:ヒーロー文庫 薬屋のひとりごと7巻 著者日向 夏 引用:P214から

このシーンの挿絵があるのですが、その時の壬氏の顔とこのセリフが本当に迫真そのもの!思わず笑ってしまう、壬氏の人間味あふれる場面です。
3.”白い巫女”を巡る事件と真実
砂欧から来た”白い巫女”は西方で暗躍していた”白娘々”(パイニャンニャン)と似ていていました。
そのことから猫猫たちも「なにか関係があるのでは?」と疑っていました。
私も物語の展開と今までの事件の流れから、ある程度事件の予想をしていました。しかし最後に待っていたのは”白い巫女”に隠された「意外な真実」でビックリです!
「死んで何でも終わらせようとするのが気に食わないのです」
出典:ヒーロー文庫 薬屋のひとりごと7巻 著者日向 夏 引用:P317から

このセリフは”全て”をしった猫猫が白い巫女に放ったものです。猫猫の巫女に対する怒りと優しさが感じられる一言です。
「薬屋のひとりごと7巻」の一番の名言

今まで壬氏からの”決定的な一言”は避けるようにしていた猫猫。
しかしその場の流れで、壬氏からはっきりとストレートに気持ちをぶつけられるシーンのセリフです。
ここまで聞いてしまった以上猫猫もどう反応していくのか気になりますね。
また、その時の壬氏の勢いと猫猫の「しまった!」というやり取りは読んでて面白かったです!
「おま、いや、猫猫!よく聞いておけ!俺は、お前を妻にする」
言われた。言われてしまった。
猫猫にとって死刑通告ともいえる言葉を言われた。
出典:ヒーロー文庫 薬屋のひとりごと7巻 著者日向 夏 引用:P285から
今後の注目ポイント

- 姚と燕燕との関係性
- 改めて壬氏からプロポーズされた猫猫の気持ち
- “白い巫女”のその後と、砂欧の動き
まとめ:「薬屋のひとりごと7巻」は新たな展開と事件から目が離せない”出会い”の巻!

今回は「薬屋のひとりごと7巻」の感想・レビューをご紹介してきました。
猫猫の新しい出会いと、西方の国での一連の事件の真相が見えてくる、非常に読み応えがある一冊でした!
個人的に猫猫と姚、燕燕のやり取りが、小蘭と子翠を彷彿とさせられ、懐かしさを感じました。
新しい出会いと西方の国の事件の真相には読んでいて目が離せません!
今日のコツコツ
第一巻から読んできましたが、猫猫の性格のブレなさは読んでいて本当に惹かれます。
命の危険にさらされようと、壬氏からプロポーズされようと冷静にマイペースで流してしまうところが実に猫猫らしいです。
そんな猫猫が今後、どんな事件にまた出会っていくか楽しみです。

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