今日は、しじみぱんだです
今回ご紹介する本はアメリカの経済学者であるジェレミー・シーゲル教授の書かれた「株式投資の未来」という本です。
この本は高配当株投資、長期での投資の重要性がしっかりと書かれている本です。
ではさっそくご紹介します。
どんな本なのか?
結論から言うとこの本は長期高配当株投資に必要な考え方、知識を教えてくれる本です。
この本はアメリカのラッセル・E.ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの名誉教授でもあり
経済学者の「ジェレミー・シーゲル教授」が書かれた高配当株投資において大切な知識やノウハウがしっかりと説明されている本です。
この本を読めば、初めて高配当株投資をする人でも実践的な知識を知ることが出来ます。
この本を読んだ理由
筆者は今資産形成に興味があり、今は全世界株式のインデックスファンドを積み立てていました。
しかし配当でのキャッシュフローも欲しいと考えていたので、高配当株投資について調べました。
そしてこの本は投資家の間では「赤本」と称されているほど高配当株投資について大事なこと等を知ることが出来るとあったので、一度読んでみたいと思い立ち購読してみました。
心に響いたところ5選
投資家のリターンとは?
投資家のリターンというものは単純に株式の売買差額や配当収入というわけではありませんでした。
この本では単に人気の企業や業界に投資するときは、投資家からの「期待」が高すぎないようなものに投資するとよいと書かれていました。
要するに成長している企業、業界の株価は投資家からの「期待」が高まっているので、高値掴みをしてしまうことになります。
なので結果としてリターンが押し下げられてしまうわけですね、長期投資していく上では忘れないようにしたいと思います。
配当は下落相場の「プロテクター」上昇相場の「アクセル」
私は配当とという物をあまり理解していませんでしたが、この一文を見て配当に対する考え方が変わりました。
暴落時では資産ポートフォリオを支えるプロテクター(安全装置)、上昇相場では下落時に配当再投資で積み増したことで資産が加速するアクセル(加速装置)になるという考え方です。
この本では配当を出し続ける銘柄に配当再投資し続けることの大切さを教えてくれました。
「成長の罠」にははまっていはいけない
この本では投資する銘柄や業界を選ぶときには、バリュエーション(投資家からの期待値)が高いものには投資することは長期的にみると投資家のリターンが押し下げられてしまうと書かれています。
この本ではそのことを「成長の罠」と紹介されており、私自身も最初のころはテレビやSNSなどで人気が高まっている銘柄等を買おうとしていました。
この言葉のおかげで改めて冷静に投資することが出来たと思います。
長期的な視点で投資する
資産形成していく上で長期的な視点は大事です。
この本では長期で優良な銘柄に投資し続けることで、リターンも高くなるうえにリスクも低くなるということがデータ付きで(アメリカのS&P500の物)詳しく説明されていました。
資産形成は焦らずに、長期的な視点を持ってすることの重要さを改めて教えてくれました。
過去は未来の保証になるか?
この本では長期で株式を運用することは、投資家のリターンを上げてリスクは下がると書かれています。
その根拠はシーゲル教授が調べた過去のデータで、説得力がありました。
とは言え、投資に絶対はありませんので参考にしつつ自分で考えて投資することが大事です。
この本を読んで感じたこと
シーゲル教授の説いた「成長の罠」という考えは、私の投資への考え方を変えました。
今までは投資をするなら人気があって、話題性がある銘柄等に投資をするのが正しいと思っていました。
ですがこの本に教えてもらったことは、真逆ともいえる考え方だったので、とても新鮮でしたね。
まとめ
この本を読み終わるころには、高配当株投資についての考え方をしっかりと身に着けることが出来ます。
ですのでこれから高配当株投資を「始めたい」、「知りたい」といった方にお勧めできる一冊です!
今日のコツコツ
私はまだまだ高配当株投資について学び始めたばかりですが、コツコツと投資を続けていきます!
そしていずれは配当収入を増やして、サイドfireを目指していきたいです!!
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