両学長「お金の大学」改定前/改定後を徹底比較レビュー

コツコツ読書

こんにちは、しじみぱんだです。近年の経済環境や税制改正を受けて、両学長の人気書籍「お金の大学」は2025年7月に大幅改訂版が登場しました。

本記事では改定前(旧版)と改定後(新版)の主な違いを整理し、どちらを選ぶべきか解説します。

「両学長の「お金の大学」の改訂版がでた!けど具体的にどこが変わったんだろう…」と思っていませんか?

この記事では改定前と改定後で変わったところ、さらに改善点などを9つに分けてご紹介しており、分かりやすくまとめてあります!

この記事を読めば、「お金の大学」で学んだ内容をアップデートして、理解を深めることができるでしょう。

どう違うのか?

両学長「お金の大学」は、動画で人気のマネー教育者が“お金のリテラシー”を体系的にまとめた入門書です。

貯める・増やす・稼ぐ・守る・使うという5つの力を5章構成で解説し、日常生活から投資、保険、節税、不動産、キャリア形成まで幅広くカバー。読みやすい対話調の文体に、図解やチェックリスト、セルフワークが随所に配置され、初心者でも「次に何をすればいいか」がすっと頭に入ります。

新版はさらに最新データを盛り込み、QRコードから実践動画にアクセスできるようになったのが大きな特徴です。

比較して分かったポイント9つ

ここでは実際に読んでみた私が、比較して気づいたことを紹介していきます。

改定前とじっくりと比較してみて「今の自分に必要なことが書かれているか?」ということを意識して読むといいでしょう。

それではご紹介していきます。

1. 改定版リリースの背景と概要

旧版「お金の大学」は2019年に初版が発売され、マネーリテラシーの基礎を学ぶ入門書として高い評価を得ました。

新版は2025年7月1日に発行され、最新の経済データや制度改正情報を大幅に追加・更新しています。

2. ページ数と価格の変化

新版は旧版から約52ページ増加し、全体ボリュームが約220ページから約272ページに拡大しました。 価格は旧版より110円アップの1,650円(税込)となり、情報価値は約20%向上していると言えます。

3. データ更新のボリューム

旧版では約42箇所のデータや図表が掲載されていましたが、新版では約220箇所にアップデートされています。

具体的には新NISA制度、最新の株価指標、住宅ローン金利推移など、リアルタイム性が求められる情報が刷新されました。

4. 9箇所のQRコード動画コンテンツ

新版には書籍購入者限定のQRコードが9箇所に設置され、解説動画やレクチャーにすぐアクセス可能です。

動画と併用することで紙面だけでは伝わりにくい実践ワザを視覚的に習得できるのが特徴です。

すぐに実践したい、学びたい!という方にはありがたい要素です。

5. 5つの力の章構成と順番変更

旧版の章立ては「貯める → 増やす → 稼ぐ → 守る → 使う」の順でした。

新版では「貯める → 増やす → 稼ぐ → 守る → 使う」の流れはそのままに、各章に最新のチェックリストや実践ガイドが追加されています。 また、章タイトルのサブタイトルや小見出しが再編成され、読みやすさが向上しました。

6. 各章ごとの具体的アップデート

・「貯める力」:家計改善チェックリスト、無駄遣い防止の「毒キノコリスト」など新規掲載

・「増やす力」:新NISA活用法、グローバル株式ファンドの選び方を追加

・「稼ぐ力」:複業・副業7パターンの詳細ガイド、スキルアップ戦略を図解

・「守る力」:保険商品の適切な選び方、緊急資金準備の具体手順を最新化

・「使う力」:支出の質を上げる長期視点のアドバイス、家計防衛の新実例集を収録。

しじみぱんだ
しじみぱんだ

個人的に読んでいて一番興味があったのは「稼ぐ力」の章でした。

私自身、「副業」に興味がありましたが、具体的にどうすればいいか分かりませんでした。ですがこの章を読んだことで方向性が定まりました!

7. 読者層への対応幅拡大

旧版は主に20~40代の社会人向けに設計されていましたが、新版では子育て世帯やシニア層にも役立つ内容が増強されています。

各章末に年代別・ライフステージ別の注意点やアドバイスが追加され、より多様な読者ニーズに対応可能です。

8. 解説のわかりやすさとビジュアル

改定前と比べて、解説などもより分かりやすくなったと思います。

なぜかというと解説ごとに適した、分かりやすいイラストが追加されていたからです。

具体的には新版では全ページにフルカラーの図解が増加し、要点を視覚的に整理。 専門用語や数字だけでなく、イラストやセルフチェック表を多用して「すぐに実行できる」ハウツー感が強まりました。

9. 旧版でも十分な人・新版を選ぶべき人

  • 旧版で学んだ基礎を押さえ、データ更新は必要ない人 → 改めて新版を買い直さなくても問題ありません。
  • 制度改正や株式・投資環境の変動をキャッチアップしたい人 → 新版の最新情報と動画コンテンツは必携です。
  • 家族やシニアなど幅広い世代に教えたい場面がある人 → 新版の年代別アドバイスと図解が役立ちます。

「家計改善チェックリスト」「あなたにオススメの副業診断」など、改定前よりも「一目でわかる要素」が多くなっていた印象でした。

その分読むページが多くなり、理解するのも時間がかかるかもしれませんが、その分しっかりと大事な情報が分かりやすくまとめられているので、個人的には旧版を読んだ人にもおススメだと思います!

まとめ

両学長「お金の大学」新版は、旧版から体系は踏襲しつつ、最新データ・実践チェックリスト・動画QRコードを大幅に強化されていました。

基礎知識の復習だけなら旧版でも十分ですが、今後の資産形成を最前線で進めたいなら新版がおすすめです。ぜひこの記事も参考にしつつ 読み比べて、自分のライフプランに合わせた一冊を選びましょう。

今日のコツコツ

思えば私の資産形成はYouTubeで「両学長」の動画を見たところから始まりました。それまではただ「何となく」生きていましたが、「両学長」の動画を機に投資や副業にも挑戦しました。

「両学長」のセリフの中で「今日が一番若い日!」という言葉を忘れずに行動し続けていきたいと思います。

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